三菱マテリアル株式会社は、経済産業省および東京証券取引所が共同で選定する令和7年度「なでしこ銘柄」に初めて選定されました。
「なでしこ銘柄」は、2012年度より実施されている取り組みで、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することで、企業への投資を促進するとともに、各社における女性活躍推進の取り組みの加速を目的としています。
本年度、当社は、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「健康経営銘柄2026」にも2年連続で選定されており、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)およびウェルビーイングに関する継続的な取り組みが、持続的な企業価値向上に資するものとして高く評価されました。
当社グループは、「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」ことを「目指す姿」として定めています。その実現を支える源泉は「人」であり、多様な人材が新しい価値を創出し、当社グループの持続的成長を牽引すると考えています。
この考えのもと、「多様な人材と価値観の融合による変革の加速」を人事戦略における優先課題の一つとし、DE&Iの取り組みを強化しています。中でも女性社員の活躍に注力しており、「女性活躍支援に関する指針」に基づきあらゆる職域・階層において、女性社員が主体的かつ自律的にキャリアを構築できる風土の醸成に取り組んでいます。
今後も、個々の違いを認め尊重し合う企業文化を基盤に、新たな価値創造と当社グループの持続的成長の実現に向け、各種施策を一層強化してまいります。
当社の主な取り組み
- 経営層の主体的関与と多様化
- 定期的なモニタリング すべての執行役およびHRBP (HR Business Partner)が出席する「人材委員会」を年4回開催し、DE&Iの取り組みに関する討議や実行状況等のモニタリングを実施。
- 報酬制度との連動
役員報酬の評価項目にDE&I推進の進捗を組み込み、経営層のコミットメントを明確化。
- 役員の多様化
女性取締役比率30%超、女性執行役比率28.6%を達成し、CFO(Chief Financial officer)やCHRO(Chief Human Resources Officer)といった重要ポストへ女性を登用。
- 育成パイプラインの構築と職域の拡大
- スポンサーシップ・プログラム
執行役等が自らスポンサーとなり女性の管理職候補を短期間で育成。女性管理職比率は2021年度の2.1%から2024年度の3.9%へ上昇。
- 技術系女性採用の強化
製錬所でのインターンシップ実施や業界横断フォーラムの開催等により、2026年4月入社予定の技術系女性採用比率は30%以上を見込む。
- 就業継続と働きがいを支える環境整備
- ライフイベントとの両立
男性育児休業取得率は2019年度2.8%から2024年度79.5%へ大幅向上。外部コンテンツ導入やパネルディスカッションにより取得への心理的障壁を低減。
- 意識改革の推進
全階層でアンコンシャス・バイアス研修を実施。また多様な人材の働きがいを測る「エンゲージメントサーベイ」を毎年実施し、「全設問における肯定的回答率」を人事戦略における主要KPIに掲げ会社と社員の持続的成長を追求。